ワクチン開発製薬会社3社の株・徹底分析
お久しぶりです。今月は仕事の内容に大幅な変化があったため更新が少なかったですね。
引き続き新型コロナウィルスのためのワクチン候補の開発で競いあう3社の徹底分析をしたいと思います。
人生謳歌の黒い星です。
ファイザー製薬、モダルナ製薬、アストラゼネカ製薬の株価
Pfizer(PFE), Moderna(MRNA) and AstraZeneca(AZN)
株価格、配当金、最近の動きなど基本情報を各株でまずあげてみましょう。
ファイザー製薬の株価
ファイザー製薬の株価(過去1年)
銘柄:PFE
$37.23 (現時点11月末2020年)
52週間のHIGHが42ドル、LOWが28ドル
一旦2020年3月の時期にコロナパニックで落下しておりますが、株価は年間を通して安定した$40±3ほどですか。
ファイザー製薬のワクチンは-70度での保管が必要なワクチンを効率よく配布するのは非常にコスト高であり、ロジスティックの構築に時間がかかるので、ファイザーが戦える武器としてはワクチンの高い有効性の部分かと思われます。
ファイザー製薬の配当金
1株につき年間 1.52%
モデルナ製薬の株価
$127 (現時点11月末2020年)
52週間のHIGHが130ドル、LOWが17ドル
4月にアメリカ政府がコロナワクチンのため483億ドルを投資すると発表したのもあり、2020年の6月―7月のあたりにはすでに$80超えるようになり、11月16日に、3万人の患者を対象にした臨床実験で94.5%に効果があったと発表されてから一気に株価が上昇し現在に至っています。
モダルナ製薬の配当金
モダルナ社の株の配当金はなしです。
アストラゼネカ製薬の株価
アストラゼネカ製薬の株価(過去1年)
$52.61 (現時点11月末2020年)
52週間のHIGHが65ドル、LOWが36ドル
アストラゼネカ製薬の配当金
1株につき年間 0.88%
最初にワクチン接種を与えられる人口グループは、医療関係者とリスクの高い高齢人口だと思われます。ですので、実際に一般市民が医療機関で新型コロナウィルスの予防接種ができるようになるのは、現実的にみて国民の70−80%がワクチン接種を受け終わるのは早くて2021年半ば、遅くて後半ではないでしょうか?
日本は2月中に、国内認証の結果を発表する予定ですね。
すでにFDA承認されており、他国でのワクチン接種も始まっている中、
日本が普通に考えてワクチンを拒絶する理由もないとすると、
3月からワクチン接種が開始されると予測されますね。
ワクチン競争製薬会社3社の株分析・動向まとめ
現時点でのワクチンの有効性は上記で述べたように、ファイザーとモダーナは95%。そしてアストロゼネカは70%です。卸値で大きな違いが出てきます。アストラゼネカは、「利益を取らない最低限の値段で配布すること」を宣言しており、つまり政府への売値が他社の2社よりもかなり安く設定されています。
理想を言うと、上記3社のどれかが、ワクチン製造のパテント(特許)を公開し、どの製薬会社でも自社製造できるようにすれば、出来るだけ早く世界規模の新型コロナウィルスに終止符を打つことが可能だと思われます。
経済的に豊かな先進国がいくら予防接種ができても、高いワクチンを購入・配布できない発展途上国の人口がコロナウィルスにさらされている限り、世界規模での移動の安全性や経済復帰は戻ってこないものと予測されます。
私個人でリサーチした内容を元に、このブログで今回徹底比較をしましたが、どの株を購入するかは、各自個人で調査をし決めてくださいね。
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